弱いAIとは
人間の知能の一部を代替するようなAIを「弱いAI」と呼んでいます。
例えば、お掃除ロボットや日産やトヨタの自動運転車、アルファGOなどの囲碁、将棋プログラムなどは、ある特定の分野では人間の能力を超えていますが、ものごとを横断して総合的に考えるということが出来ません。
今後10年~20年は、色々な分野でAIが普及することになりますが、いずれも人間の知能の一部を代替する「弱いAI」であり、特定の分野で進化していくと思われます。
強いAIとは
人間の様にあらゆる情報を横断的に認識、判断する様なAIを「強いAI」と呼んでいます。
アニメではドラえもんやアトム、映画ではスターウォーズのC3POやターミネータなどがこれに相当します。
無論、2019年現在において、「強いAI」は存在しません。
2045年は技術的特異点、いわゆるシンギュラリティと呼ばれる年であり、人工知能が人類の能力を超えて自ら成長し、やがて人類の脅威となるのではないかという説がありますが、それはさておき「強いAI」は20年~30年後くらいに登場するのではないかと言われています。